PROdb

更新日：２０１０年１０月７日

第1章総則

第1.1条 (目的)

株式会社イソリア（以下「当社」という）は、PROdb（以下「本サービス」という）を利用するための規約（以下「本規約」という）を以下に定め、これにもとづいたサービスをご提供します。

第1.2条 （定義）

規約において、次の各号の用語の意味はそれぞれ次のとおりとします。

1.「お客様」とは、当社の承諾により本規約に基づく契約が成立し、当社から本サービスの利用を許諾されている法人または個人をいいます。

2.「管理者」とは、お客様に所属する個人、またはお客様から業務委託された個人、またはお客様から業務委託された法人に属する個人であって、本サービス利用状況を管理するとともに利用申込もしくは利用条件の変更などにおいて、当社との窓口となる方をいいます。

3.「利用者」とは、お客様に所属する個人、またはお客様の業務委託先個人、または業務委託先法人に所属する個人であり、お客様のサービスユーザーＩＤを用いて本サービスをご利用になる方をいいます。

4.「サービスユーザーID」とは、お客様ごとに発行される本サービス利用のためのアクセスIDをいいます。

5.「利用開始日」とは、本サービスを利用開始できる日をいいます。

6.「オンライン通知」とは、当社のホームページ掲載、またはメール等の通信回線を利用した告知方法をいいます。

第1.3条 （基本契約性)

1．利用者が本サービスの複数のライセンスを利用する場合には、個々の対象ライセンスに本規約が適用されるものとします。

2. 当社は、本規約のほかに必要に応じて別規約を定めることがあります。この場合、別規約に特に断りが無い場合は、本規約の適用も受けるものとします。

3. 当社は、お客様の承諾を得ることなく本規約の全部または一部を変更できるものとします。また、お客様は、変更された最新の本規約に従うものとします。

4. 本規約を変更する場合は、当社は管理者に通知するものとし、通知方法はオンライン通知で実施することとします。また、オンライン通知の内容に特段の定めの無い限り通知内容を発信した時点から変更した本規約の効力が生じるものとし、管理者に通知が到達しなかったまたは管理者が通知を確認しなかった時でも変更後の本規約が適用されるものとします。

第2章 サービス内容

第2.1条 （サービス内容）

本サービスは、お客様のデータを管理し、利用者にはインターネットを経由しての対象データの使用を可能とする サービスです。本規約の定めるところにより、利用者は、インターネットを通じて当社が指定する管理サーバー設備 に接続し、本サービスをご利用いただけます。

第2.2条 （本サービス内容の変更）

1. 当社は、本サービスを提供するために当社にて手配する装置、設備、通信回線およびソフトウェア（以下「当社の設備等」という）の委託料、保守料、通信料金など本サービスを継続するための費用が著しく高騰した場合、サービス料金の一部または全部を変更できるものとします。もしくは、本サービスを廃止し本サービスの内容を継承した新たなサービスに変更できるものとします。

2. 利用者が本サービスを利用したことにより記録されたデータは、利用者または管理者によりバックアップ作業を行うものとします。

第2.3条（サービスの停止）

1. 本条各項のいずれかに該当する場合、当社は本サービスの一部または全部の提供を停止することがあります。本サービスの停止にともないお客様に損害が生じても当社は一切の責任を負いません。

2. 当社は、「当社の設備等」の保守、点検、整備、改良または拡張などを実施するため本サービスを停止する場合、停止する1ヶ月以上前に管理者に対して当社は電子メールまたは当社Webサイト(http://www.esolia.com, http://esolia.co.jp, https://prodb.esolia.net) にて通知を行います。通知内容の発信によりその効力が生ずるものとし、通知が管理者に未達または管理者が通知を未確認でもその効力に影響がないものとします。

3. 事故発生時等、緊急を要する対応を行う場合に限り、電子メールまたは当社Webサイト(http://www.esolia.com, http://esolia.co.jp, https://prodb.esolia.net)での通知の時期が本条第2項に定める期間よりも短くなる場合があるものとします。

4. 当社は、次の各号のいずれか一つに該当する場合、管理者に通知を行います。また、この場合、本サービスを停止することの通知は必ずしも事前に行う必要はないものとします。通知内容の発信によりその効力が生ずるものとし、通知が管理者に未達または管理者が通知を未確認でもその効力に影響がないものとします。

(a)申込書類または提出書類に不備がある場合

(b)住所、電話番号、管理者等申込書に記載された内容に変更があり、変更の手続きが行われていない場合

(c)「当社の設備等」の障害

(d)コンピューターウィルス感染防止の手段として、「当社の設備等」の停止が必要と当社が認めた場合

(e)「当社の設備等」の管理・運用を委託している業者の責によるサービス停止について、当社宛に事前に連絡がない場合

5. お客様、管理者、利用者が次の各号のいずれか一つに該当する場合、当社は管理者に通知を行わず本サービスの終了、本サービスの停止、またはその他必要とされる手段をとることができます。

(a)お客様または管理者が虚偽の届出をした場合

(b)当社または第三者の名誉、信用、プライバシーを侵害する行為または公序良俗に反する行為があり、あるいはそのおそれのある場合

(c)当社または第三者の著作権、その他知的所有権を侵害する行為があり、あるいはその恐れのある場合

(d)当社または第三者のシステム、またはデータの滅失、損壊、盗用行為があり、あるいはその恐れのある場合

(e)お客様からの利用料支払の確認ができない場合

(f)ID、パスワードの不正使用がある、またはその可能性が高いと判断される場合

(g)違法行為あるいは違法行為をそそのかしたり容易にさせたりする行為、またはそれらの恐れのある行為が認められる場合

(h)当社の本サービス提供を妨害する行為、あるいはその恐れのある行為が認められる場合

(i)第三者の本サービス利用を妨害したり支障を与えたりする行為、あるいはその恐れのある行為が認められる場合

(j)本規約に違反した場合

(k)大規模災害等による不可抗力でサービス提供が不可能な場合

(l)管理者が連絡不能もしくは所在不明の場合

(m)「当社の設備等」の管理、運用などを委託している業者または通信回線業者等の設備保守・工事、回線障害、天災等によるやむを得ない事由の場合

(n)お客様の代表者が差押、滞納処分を受けた場合、または、破産の申立、保佐開始の審判、後見開始の審判を受けた場合

(o)お客様が破産、民事再生手続、会社更生手続、特別清算の申立を行った場合、手形交換所の取引停止処分、差押、滞納処分を受けた場合

(p)お客様または管理者の依頼により本サービスを停止または終了する場合

(q)その他合理的な理由により当社が必要と認めた場合

第３章ご利用申し込みについて

第3.1条（申込・契約成立）

1. 利用開始は本サービスの利用契約成立後、当社指定の方法で利用料をお支払いいただいた後とします。

2. 当社は、お客様が以下の各号のいずれかに該当している場合は、当該申し込みを承諾しない場合があります。

(a)申し込み内容に虚偽、ご記入漏れ、誤記、判読不能部分があった場合

(b)過去に規約違反等により、当社が提供するサービスご利用の資格を取り消されたことがある場合

(c)その他当社がお客様として不適切と判断し、当該理由をお客様に提示した場合

第3.2条（契約期間・更新）

1. お客様の最短有償ご利用期間を1ヶ月とさせていただきます。

2. 最初のご利用期間満了後は、変更手続き、解約手続きが無い場合、1ヶ月ごとにご利用期間が自動更新されます。

第4章 ご利用料金とお支払い方法

第4.1条 （課金基準）

1. 本サービスの利用料金は追加ライセンス数に応じて課金の額を決定します。

2. 本サービスは前払いホスティングサービスです。利用者はサービスを受ける前に料金を支払うという条件に同意したものとみなします。契約書はありません。また、サービス利用に際して、登録料金、解約料金は一切かかりません。

第4.2条 （契約終了時）

本サービスはいつでも解約できます。当社はサービス未使用分の返金に同意いたします （1ヵ月分以上の料金を前払いしていた場合は月単位で返金）。当社は、入金または入金手続きが確認できない場合、お客様へのサービス提供を停止する権利を保留いたします。当社はお客様が本サービスを利用し続ける限り、定額料金を保証いたします。

第4.3条 （請求とお支払い）

1. 当社は、お客様に対し本規約に定める課金基準により求められた利用料金を請求し、お客様は別途指定の方法で期限までに支払う義務を負うものとします。

2. 振込手数料等の利用料金支払いに係る諸費用は、お客様の負担とします。

第4.4条 （サービス停止時）

サービス停止中であっても課金の対象となりますが、当社の責に帰すべき事由で1日から当月末日の1ヶ月の間に延べ 15日以上サービス停止となった場合は、1ヶ月の利用料金の100%を減じます。

第5章ご利用にあたって

第5.1条 （管理者の選任）

1. お客様は、必ず管理者を選任し、当社に通知しなくてはなりません。

2. 管理者は、特定の個人で、本規約および第3条に定める別規約に定められた管理責任を負います。

3. お客様は、管理者が変更となる場合は、すみやかに当社に通知する義務があります。

第5.2条 （変更届け出）

1. 次の各号のいずれかに該当する時は、お客様は自身または管理者により変更内容を当社の定める方法で当社にすみやかに届け出る義務があります。

(a)住所もしくは所在地を変更しようとするとき

(b)商号もしくは屋号を変更しようとするとき

(c)代表者もしくは事業主を変更しようとするとき

(d)電話番号もしくは管理者のe-mailアドレスを変更しようとするとき

(e)決済方法や決済に必要な諸届けの内容を変更しようとするとき

(f)管理者や管理者への連絡先を変更しようとするとき

2. 当社が必要と判断する書類がある場合、お客様は当該書類を提出しなくてはなりません。

3. お客様は、第6条5項(n)または第6条5項(o)のいずれかに該当するまたは該当する恐れがある場合、当社にすみやかに届け出る義務があります。

第5.3条 （お客様環境の整備）

本サービスを利用する為に必要な利用者がご使用になる装置、端末および通信回線などについて、その購入、設定、通信料、接続料などはお客様の責任と費用でご用意ください。

第5.4条 （IDおよびパスワード管理）

管理者は、顧客コードとすべてのサービスユーザーIDの管理に責任を負うものとし、サービスユーザーID、パスワードの漏洩によりお客様に損害が生じても当社は責任を負いません。またお客様に貸与されたサービスユーザーIDの不正使用や管理不充分により、当社または第三者に損害が生じた場合にはお客様が責任を負います。 お客様は、すべてのサービスユーザーID、パスワードをお客様の業務委託先以外の第三者に開示もしくは漏洩または悪用されないようこれを自己の同等の財産におけると同一の注意をもって管理するものとします。

ただし、検察・警察・監督官庁からの適法・適式な情報の照会がある場合にはサービスユーザーIDおよびパスワードを開示できるものとします。

第5.5条 （安全性及び信頼性）

1. PROdbは、高度な安全対策が施されたデータセンター内に設置されています。生体認証ロックを利用した施設全体が、365日24時間監視体制で管理されており、緊急時の非常用電源として、ディーゼル発電機が二重に配備されています。また、Savvis、Level3、AT&Tを経由してインターネットバックボーンに到達するまでに複数の接続が必要となり、容易に侵入されないような構造になっています。さらに、高度な消火機能も兼ね備えています。

2. PROdbはMS SQLサーバーを使用し、冗長化されたDell PowerEdgeサーバーで運用しています。

3. お客様のデータは1日1回、自動的にバックアップされますし、お客様側のPCやサーバーにも定期的にバックアップが可能です。

4. プラットフォーム自体が4種類の主要なセキュリティーを保証します。

(a)プライバシー ? インターネットブラウザ：システム間のデータやり取りは全てSSLで暗号化されます。https://で始まるサイトを閲覧する際は、セキュアサイトを意味する"ロック"をクリックすると確認することができます。

(b)認証 ? PROdbの全部分は認証要求によって保護されており、セキュリティー強化のため、アクセスごとに確認されます。設計や設定によりデータの一部を公開しない限り、公式アクセスは不可となります。

(c)セグメンテーション ? それぞれのデータベースアプリケーションは完全に分割され、アプリケーション間でリンクすることは許可されていません。もし、当社から2つのアプリケーションライセンスを取得していても、データのエクスポート、インポートをしない限り、データを結合させることはできません。

(d)アクセスセキュリティー ? 各ユーザーはシステム内でロール（役割）を与えられていますので、設計によって当社がそのロールのアクセスを設定します。全アクセス権限を与えられるロールもあれば、特定の権限しかない場合もあります。

第5.6条 （第三者使用）

利用者は、当社の明白な承諾書なしにサービスを転売、または商業的に利用しないことに同意し、第三者によるアカウントの不正使用などに全責任を持つことを承諾しているものとみなします。

第6章 （守秘義務）

第6.1条

当社は、業務上知り得る情報の内、個人を特定できる情報を、本人の同意なしに第三者へ開示しません。 ただし、法令に基づく公的機関からの照会、法令によって当社が開示義務を負う場合はこの限りではありません。

第6.2条

次の各号のいずれかに該当する場合、お客様の同意を得ずして必要な情報を当社が利用する場合があります。

(a)当社内で使用する情報の収集分析に利用する場合

(b)当社のサービスを説明する為に作成する資料の情報ソースとして利用する場合

(c)お客様が第6条5項(f)に該当する場合

(d)検察・警察・監督官庁からの適法・適式な情報の照会がある場合

第6.3条

当社は、契約終了後も本章の範囲内で本サービスにおけるお客様の登録情報を利用できるものとします。

第6.4条

当社は、本サービスを安定して提供するため、お客様毎の「当社の設備等」の利用に関するデータの登録状況、データの通信量、接続状況などの管理上のデータを入手することができるものとします。当該管理上のデータは、当社の責任において機密に管理し、本サービスを安定して提供する目的以外に利用、閲覧、開示などができないものとします。

第7章 雑則

第7.1条 （免責）

1. 当社は、お客様が本サービスをご利用になられた結果、ならびに本サービスにより記録されたデータの完全性、網羅性、正確性、確実性、有用性等に関して、本規約に定められた事項を除き何ら保証いたしません。

2. 当社は、本サービスの遅滞、停止、変更、中止、廃止に関連して発生したお客様の損害について、本規約に定められた事項を除き責任ならびに利用料金の返還義務は負いません。

3. ID、パスワードの管理運用は管理者の指示の元、お客様で厳格に運用するものとします。パスワードにより認証されたIDによる本サービスの利用は、全て正規利用者の利用とみなし、本来の利用者とは別であったとしても不正利用による責任を当社は負いません。

4. 当社は、お客様が本サービスをご利用になれるための「当社の設備等」についてのみ保証し、「当社の設備等」までに接続するための通信回線、装置、設備またはソフトウェア等について、一切の責任を負いません。

第7.2条 （損害賠償）

1. 当社は、本規約上の義務の履行につき故意または重過失が無い場合には一切の損害賠償の責任を負わないものとします。

2. お客様は当社とそのビジネスパートナー、譲受人を全ての不利益から守り、補償し、保護することに同意したものとみなします。故にお客様が第6条5項に該当または本規約の違反により当社が直接または間接に損害を被った場合、本サービスの終了か否かに拘わらず当社の算出基準による損害賠償請求に従ってお客様は損害を賠償する義務が発生します。

第7.3条 （著作権等）

本サービスを提供するために当社が作成するシステム・ソフトウェアの一部または全部については、当社が著作権（二次的著作物を作成する権利およびこれを利用する権利を含む。）を有し、お客様は、本規約で許諾されている範囲を越えてこのスターターキットおよび対象アプリケーションを当社に無断で複製、改変、頒布、貸与のほか可能なあらゆる形式で利用してはいけません。また、お客様は、当社に無断で当社が保有する商標（サービスマークを含みます）を利用してはいけません。

第7.4条 （管轄裁判所）

本サービス利用に関連して当社とお客様で紛争が生じた場合には、東京地方裁判所を第一審の専属的合意管轄裁判所とします。